これは2016年にFacebookに投稿した記事をリライトしたものです。
昨夜の稽古で気づいたこと。
これまでは、子供たちの笑顔が見たかったから「好きな子と組んでいいよ」と言ってた。でもそうすると、稽古ではなく遊びに走ってしまう。子供達は楽しそうだけど、技は身につかず、ただの無駄な時間で終わってしまう。
なので組み合わせは私が決めた。
上級生と下級生、男の子と女の子、身体の大きい子と小さい子。こんな感じで普段なら絶対に組まない相手と組ませてみた。
全く無表情で稽古する子。
目を合わせず稽古する子。
そんな子がチラホラ。
そこに笑顔はない。
楽しくはなさそう。
一旦稽古を止めて、講話を挟む。
「合気道の稽古はね、
目の前にいる相手の身体をお借りして稽古するの。
だからね
『あなたの身体をお借りして稽古させてもらいます。
ありがとうございます。よろしくお願いします』
という気持ちでやるの。
まずはちゃんと目を合わせて、
『お願いします』をしてみよう。」
これが効いたのかは分からないが、普段組まない相手とでも、気合の入ったいい稽古ができていたように思う。
やはり、「組みたい相手」
ではなく「組むべき相手」
と稽古した方がいいんだな。
・・・これって「結婚」にも言えることだと思う。
結婚したい相手と、結婚すべき相手。
学びの多い方と結婚するようにできてるんだよね。