仙台の鈴木@道場長です。
理研の笹井芳樹氏が「自殺」という形で人生を終えました。52歳、まだまだ人生を楽しめる年齢で、ようやく収穫の時期を迎えたというのに、死を選ばなければならなかったその理由とは一体何だったのでしょうか。
私には何となく分かります。笹井氏は「追い詰められた」んです。マスコミや世間に追い詰められたんです。
私の家系では、悪いことをすると家族総出で徹底的に怒るという風習がありました。誰も味方はなく、逃げ道もなく、ひたすら怒られ続ける。子供の頃、これが嫌で嫌でたまりませんでした。子供にとって、親は絶対の存在。親に逆らうという事は食べさせてもらえない、生きていけないという事になります。だからひたすら耐えるしかない。でもそんな怒られ方をして、子供が素直に育つでしょうか?否!子供心にこう思う訳です。「いつかぶん殴ってやる」「いつか出てってやる」「大きくなったらみとけよ」ってね。流した涙は反省の涙ではない。悔し涙でした。
そういう人が大きくなって、暴走族に入ったり、犯罪に手を染めたり、最悪は親を殺してしまうという場合もあるでしょう。そういう人は外に対して発散する人なのですが、問題は外に対して発散できない場合なんです。外に対して発散できない人というのは、攻撃の対象を自分にしてしまうんです。その結果が自傷やリストカット、自分を大切にせず不特定多数の人と性的関係を持つ、最悪は自殺という形で現れるんです。
悪いことをしたら怒っていい。怒るべきです。でも逃げ道もない状態で追い詰めてはいけない。必ず味方がいないとならない。必ず優しく声をかけてくれる人がいないとならない。そこまで用意してから怒るべき。そうじゃないと最終的には「他者を殺す」か「自ら死を選ぶ」しかなくなってしまうんです。
子を持つ親御さん。お子さんを追い詰めないであげて下さい。反省は外から与えられるものではなく、内側からにじみ出てくるものです。怒るよりも怒られない方がよっぽど心に響きますから。
では~
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