※これは2016年にFacebookに投稿した記事をリライトしたものです。
父親や家長と呼ばれる人は、「職場ではボス」であってもいいが、「家庭でもボス」だと困ったことになる。
社員がボスの言う事を聞くのはなぜだろう?答えは簡単で「ボスに雇われているから」。社員はボスから給料を頂いて、その給料で自分や家族の生活を賄っている。だから社員はボスには逆らえない。職場はそれでいい。では家庭でもそれをやっていいの?という事。
父親が家庭でもボスだとどうなるか。妻や子供は、父親に逆らえなくなる。逆らったら小遣がなくなるかもしれない。進学などで不利益を受けるかもしれない。「出ていけ!」と言われるかもしれない。怒鳴られたり暴力を受けるかもしれない。
この状態が続くとどうなるか。
子供は「怒り」を封じ込める。それが外側に向かえばケンカやイジメになり、内側に向かえば自傷行為や鬱などの形で現れる。子供の自己重要感が下がり、将来に希望を持てなくなる。自分を大切にしなくなり、自暴自棄な行動に走るようになる。子供は父親を尊敬しなくなり、働ける年齢になると家を出て、二度と戻らなくなる。
父親や家長と呼ばれる人は、会社ではボスであってもOKだが、家庭ではボスであってはダメなのだ。
ではどうすればいい?
重くて大きな石にロープをかけて、大勢の奴隷で引っ張る場面を想像して欲しい。石の上に乗ってメガホンとムチを持ち、大声で罵りながらムチで奴隷を打つのがボス。自ら先頭に立ってロープを引き、仲間を励ますのがリーダー。
これからの時代に父親や家長に求められるのは「リーダー」なのである。
ただし、リーダーは誰でもなれるわけではない。「尊敬されていない人」でもボスにはなれるが、「尊敬されていない人」はリーダーにはなれない。
だから父親や家長と呼ばれる人は、立派でなくてもいいから、人から尊敬される生き方をして欲しい。私はそう思う。
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