レストランに入ったら、真っ先に何をします?まずはメニューを開いて、そして?そう、「オーダー」をしますよね?
ここで、もしお客さんが何のオーダーもしなかったら、店員さんはどうします?
「オーダーが決まりましたらお呼びください。」と言って放置ですよね。
当たり前です。自明の理です。
「オーダーが決まりましたらお呼びください。」これが世の中の「当たり前」、世間一般の「当たり前」なんです。
ここでお客さんが突然「何でそっちから提案して来ないんだ!」って大声を出したらどう思います?
店員さんは「は?オーダーもせずに?バカじゃねーの?」って思いますよね?
まぁ良心的なレストランでしたら、心の中ではバカにしつつも「では、シェフのお任せでよろしいですか?」と提案してくれるかもしれません。
でも、そうやって出てきたシェフのお任せに対して「違う!これじゃない!」な~んて言ったら「出て行ってください。二度と来ないでください。出入り禁止です。」ってなりますよね?
自分で「こうしたい」「ああしたい」がないというのはつまり、↑こういう状態↑なんです。
ね?迷惑でしょ?(笑)
折角ね、「可能な限り望みを叶えますよ」「可能な限りオーダーを受け付けますよ」と言ってくれてるのに、オーダーしないで待っている。気を利かせて何かしてあげれば「コレじゃない!」と逆切れ。
それが積み重なったら「じゃぁお前は一体どうしたいんだ?」と尋ねるしかないんです。
これ、恋人同士や夫婦間という小さいレベルでもそうなのですが、もっと大きいレベルでも同じなんです。
自分の人生に「こうしたい」「ああしたい」がなければ、何も起きません。でも、黙っていてもお腹は空きます。お腹が空くからご飯を食べる。ご飯を買うために仕方なく働く。それだけで一生が終ってしまいます。
「こうしたい」「ああしたい」をはっきりとさせてください。そしてそれを、パートナーや上長、取引先、宇宙に「オーダー」してください。
自分の人生はそうやって「決めていく」んです。
さあ、ほら、「こうしたい」「ああしたい」を今すぐ決めて、オーダーしてください。
オーダーして、自分の人生を歩み出してください。
待っているだけでは、何もはじまりませんよ。