合気道

実際に技を受けてみないと分からない事

投稿日:

仙台の鈴木@道場長です。

技というものは、実際に受けてみないと分からないものです。写真を見ても、動画を見ても、実際に技を受けてみないことには「体感」ができないんです。

師匠の武器技を受けてみてよく分かるのですが、打ち込みや突きが恐ろしく重いんです。合気道に伝わる「組太刀」では、相手の打ち込みを逸らしつつこちらの打ち込みを決めるのですが、師匠の打ち込みが恐ろしく重く、容易に逸らすことができないんです。師匠の剣を逸らすのが精一杯で、本来やるべきこちらの打ち込みができないんです。

一番驚いたのが、組杖で師匠の返し突きを払った時でした。こちらが突く、相手が返し突きに合わせて突いてくる、こちらはその返し突きを払う。分解すれば3つ手順ですが、それを1動作で行う訳です。手順の3番目で私が師匠の返し突きを払おうとしたら、恐ろしく重くて、杖を払えないんですね。師匠が押し返してくる、いわゆる「作用・反作用」という感じではありません。杖と身体と地面が一体化していて、払おうと思ったら師匠の体重を超える重さで払わないとならない、そんな感じでした。

こういう「体感」って、写真や動画、文章で伝わると思いますか?
無理無理。実際に技を受けてみるしかないんです。

Youtubeを見れば、合気道の組太刀や組杖の動画が沢山投稿されていますが、本当に分かっていて演武している人はどの位いるのでしょうか?可能ならば一人一人試してみたい所ですが、難しいかな~

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