・・・つづき。
新しい神棚には「御神入れ(ごしんいれ)」が必要になる。
塩釜神社に出向き、神棚の社(やしろ)と初穂料を持参して、御神入れの申し込みを行う。
塩釜神社は七五三で、着飾った親子で大賑わい。
そんな中、作業着で神棚を持った私がご祈祷の申し込みに向かう。
受付で白い札をもらう。御札ではなく、番号札のようなものである。
神棚を受付に預けてしまったので、何もする事がない。
境内をウロウロとしていると、白い札をお持ちの方は本殿にお上がり下さいとのアナウンス。
ダンドリが全然分からず、若干面食らいつつも本殿に登らせてもらう。
本殿には七五三で着飾った親子が40人はいたであろうか。
もちろん作業着姿は私だけである。
七五三優先と考え、最前列の一番左端に座る。
ここなら誰かの視界を遮ることもない。
正座して神主さんの登場を待つ。
気分は道場に正座して稽古開始を待つ門下生であった・・・つづく。