気づき

被害者意識はトイレに流す

投稿日:2014年3月7日 更新日:

仙台の鈴木@道場長です。

被害者意識って、人生の何のプラスにもなりませんね。恨み言を言い、呪い、憎んでも、相手にはなんのダメージもないばかりか、自分の波動を大きく下げるだけ。波動が下がれば、低い波動を持つ人や出来事を引き寄せ、ますます不愉快な日常を過ごすこととなります。類は友を呼びますからね。

意外に思えるかもしれませんが、私は中学生の頃イジメられて随分嫌な思いをしました。ガリヒョロのクセに、大言壮語を吐く痛い中学生だったからね。凹ませたくなるんでしょうね。恥をかかされたり、痛い思いをしたり。当時は学校も先生も真剣には対処してくれなかったし。

今でもイジメっ子の顔は覚えてます。今度会ったらアゴにガツンと一発食らわせてやりたいけど、やっぱりできないんだろうな。チキンハートだからね(笑)。恐らくそのイジメっ子は私の顔なんざ覚えちゃいない。イジメられた方は一生忘れないけど、イジメっ子はとっくに忘れてますからね。そういうもんです。

憎まれっ子世にはばかるって言うでしょ?あれホント。人に嫌な思い、痛い思いをさせるような奴がなぜか、大人になったら大出世してたり、すんごい金持ちだったり。ホント、この世って理不尽。でもそういうもの。

イジメが原因で学校に行かなくなった。引きこもった。社会に出られない。そういう人の話を聞くと、被害者意識がものすごい。「アイツのせいで」「アイツさえいなければ」・・・。気持ちはわかるけど、相手はイジメたことすら覚えちゃいない。恨む、憎む、呪うというそのエネルギーは全くの無駄。マイナスの波動を出す。それが大きければ大きいほど、壁にぶつかってものすごい勢いで自分に帰ってくるだけ。

もっと問題なのは、それを「逃げ」の理由にしちゃってること。「アイツが悪い」→「だから○○できない」ってね。被害を受けて辛いのはホントよく分かるけど、一歩を踏み出さない理由にしちゃってたら、若い頃の貴重な時間が本当に勿体無い。

だから被害者意識はさっさとトイレに流して、違う道を見つける。イジメっ子の不幸を願ったり実際にやり返すと、自分も不幸になっちゃう。人を呪わば穴二つって言うからね。正しい復讐とは、自分が幸せになること。それを見たイジメっ子が「うらやましい」とか「イジメて恥ずかしい」と思えば復讐成功。自分が幸せになる頃には、イジメっ子のことなんか忘れちゃってるしね。

とは言え。

とは言えね、イジメっ子には地獄を見せてやりたいという思いはあるよね。分かる。分かるよ。実はイジメっ子は必ず地獄を見るようになってるんです。

人は死んだ時に、それまで生きてきた人生をものすごいスピードで追体験する。いい事も、悪い事も。もちろんイジメた事も思い出す。
するとその瞬間、いつの間にか自分が被害者の意識と入れ替わる。イジメられる時の嫌な思い、痛み、恐怖、恨む気持ち、呪う気持ち、屈辱感で眠れない夜などを、イジメっ子が被害者側の立場で全部追体験する。

分かるでしょ?これってある意味「地獄」だよね。

自分がいままでしてきた悪さを、被害者の立場で全部追体験させられるんだから。とっくに忘れてたことも一つ一つ丁寧に掘り起こされて、追体験させられる。これ、ホントの地獄。

殺人、詐欺、虐待など犯罪は色々あるけれども、死んだ時にそれを嫌というほど被害者側の立場で追体験させられるって知ってたら、絶対にできないこと。

私も過去に人に嫌な思いをさせたりしてきたので、死んだとき地獄を見るでしょうね。覚悟はできてます。せめてこれからは、人に嫌な思いをさせぬように生きていこう。そしてイジメの被害に苦しんでいる人が気付いて、自分の幸せを追求し始める手助けをしようと思う。

では~

 


 

ガリヒョロ+痛い発言。

これって「イジメて下さい」「凹ませて下さい」というのと同じです。

せめてどちらかを改善すれば、周囲の反応も変わるはず。

例えば顔はそのままで、急にボブサップみたいな身体になってたら、周囲が「イジメてやろう」とか「凹ませてやろう」とは思わないはずですよね。痛い発言をやめて「周囲に笑顔をふりまく」ような発言やふるまいをすれば、少なくとも周囲に「イジメてやろう」「凹ませてやろう」という気持ちは起こさせないのではないでしょうか。

「身体を作る」「周囲に笑顔をふりまく」の両方を、竹馬みたいに一歩一歩進めて行けば、そのうち嫌な思いをすることはなくなるでしょう。

もしタイムスリップができるなら、少年時代の私に、ご飯を沢山食べて、プロテインを飲んで、スポーツに打ち込みなさいとアドバイスするでしょうね。

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