仙台の鈴木@道場長です。
失うことって怖いですよね。私も怖いです。男性にとって一番怖いのは、仕事を失う事ではないでしょうか。生活の安定を求めて公務員になったという人は特にそうでしょうね。「辞める」という選択肢がない。だから可もなく不可もなく、波風を立てず、無難に定年まで勤め上げようとするんでしょうね。
私も仕事を失うのは怖いですが、失っても別の仕事を始めればいいだけのことなので、さほど怖いとは思っていません。せいぜい次の仕事の収入が入ってくるまでの間が怖いという程度です。私はどの業界でもやっていけますので。
失うことが怖くなければ、堂々と仕事ができますね。例えば無理難題をふっかけるお客さんやクレーマー。こういった方々を「んで他所にいってけさい」とバッサリと斬る事ができます。「そういう場合は、お客さんに頭を下げるんじゃないの。カネに頭を下げるの。」なんて訳知り顔で私に言う人がいましたが、そういう人に限って「誰のおかげで食っていけると思ってんだ!」なんて家で怒鳴ってたりする。そうやって稼いでも、心が荒むんじゃ意味ないじゃん。
私が一番怖いのは、私を慕って来てくれたお客さんを失う事。そんなお客さんが離れていったら、それは社長である私の不徳でしかない。ムスっとした顔で舌打ちしながら「また稼ぎが減るじゃねーか」なんて絶対に思わないし、ましてや「うちの客を取ったのか!」なんて他所の工場に怒鳴り込んだりは絶対にありえない。そうなった原因が自分にあったのではないかと徹底的に考えるから、残ってくれたお客さんへの対応が改善されるんですね。
では~