仙台の鈴木@道場長です。
某職業訓練施設での出来事。本当にあった話かどうかは、ご想像におまかせします。
同じ業界の若手社員が集まって受ける職業訓練があるんですね。若手社員なんて聞こえはいいですが、現場のアンちゃんの集まりな訳です。悪そうな人はいるんだけど、悪い人はいないという感じ。で不思議なことに、どこのクラスにも必ず一人はいるような、天然ボケ系の人がここにも混ざってたんですね。
この職業訓練は実地研修と講義の二本立て。2つの班に分けて、前半は片方が実地研修、もう片方が講義。後半はそれが入れ替わる訳です。悲劇は最初に班を選ぶ、まさにそのときに起きたんです。
その天然君、同僚社員と二人で訓練を受けに来ていたんですね。受付順に班を決めるわけですが「オメーどっちにする?」「ん~どっちでも」なんて会話が漏れ聞こえてくる訳です。「こっちの班だと、最初に実地なんだって」「へ~」ここまではまぁ普通の会話でした。ですが、次の会話には吹き出しそうになりました。
「なぁ、どっちにする?」
「ん~、じゃぁバッパで」
上手いボケです。東北の方言で「ジッチ」はおじいちゃん、「バッパ」はおばあちゃんですから、実地とジッチをかけたんですね。ジッチだからもう一方はバッパになる、と。予想の斜め上を行くボケ(というか、この場面でボケは有り得ない)に目が点の同僚。言葉を失った同僚に、天然君が不思議そうに続けます。
「だってオレ、おばあちゃん子だし」
マ、マジボケ!?
まぁホントかどうかはご想像にお任せします…