自動車整備振興会にて行われた、特定整備の試問(電子制御装置整備の整備主任者等資格の試験)を受けてきました。
特定整備の試問の試験時間と問題数、合格点
特定整備の試問は、30分で10問が問われ8問正解で合格となります。試問前に1時間程度の講習が行われました。講習ではテキスト「電子制御装置整備の整備主任者等資格取得講習」を見ながら、出題される予定となる問題の解説がありました。
選択肢が4つ示され、その中から正解と思われる1つを選び、解答用紙の番号に■でマークします。問題と解答用紙が一体なので、問題を持ち帰る事はできません。
特定整備の試問の試験問題
※問題の順序、設問の文章、選択肢は記憶に頼っています。
※()内のPで始まる数字は、上記テキストの該当ページ番号です。
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- (P5)「道路運送車両法の一部を改正する法律」により、分解整備の範囲を、取り外しを伴わなくとも装置の作動に影響を及ぼす整備又は改造に拡大するとともに、その名称を( ① )に改める改正が行われた。
1.分解整備 2.点検整備 3.特定整備 4.認証整備
- (P5)「道路運送車両法の一部を改正する法律」により、分解整備の範囲を、取り外しを伴わなくとも装置の作動に影響を及ぼす整備又は改造に拡大するとともに、その名称を( ① )に改める改正が行われた。
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- (P22-24)特定整備事業者が特定整備をしたときには自動車特定整備記録簿にその整備の概要等を記載する。本取扱いは、改正された自動車点検基準が施行される( ② )以降となる。
1.令和3年4月1日 2.令和3年7月1日 3.令和3年10月1日 4.令和3年12月1日
- (P22-24)特定整備事業者が特定整備をしたときには自動車特定整備記録簿にその整備の概要等を記載する。本取扱いは、改正された自動車点検基準が施行される( ② )以降となる。
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- (P20)分解整備及び電子制御装置整備の両方を行う場合の工員数は( ③ )必要です。
1.1名以上 2.2名以上 3.3名以上 4.4名以上
- (P20)分解整備及び電子制御装置整備の両方を行う場合の工員数は( ③ )必要です。
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- (P15)分解整備及び電子制御装置整備の両方を行う場合の要件として、電子制御装置点検整備作業場は( ④ )と兼用はできない。
1.車両置場 2.点検作業場 3.車両整備作業場 4.完成検査場
- (P15)分解整備及び電子制御装置整備の両方を行う場合の要件として、電子制御装置点検整備作業場は( ④ )と兼用はできない。
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- (P8)次のうち、特定整備の対象となるエーミングの種類は( ⑤ )である。
1.静的エーミング 2.動的エーミング 3.自動エーミング 4.間接エーミング
- (P8)次のうち、特定整備の対象となるエーミングの種類は( ⑤ )である。
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- (P7)次のうち、電子制御装置整備の対象ではない装置は( ⑥ )である。
1.横滑り防止装置 2.自動運行装置 3.衝突被害軽減制動制御装置 4.自動命令型操舵機能
- (P7)次のうち、電子制御装置整備の対象ではない装置は( ⑥ )である。
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- (P34)A認証事業社がフロントガラスを交換し、B認証事業社がエーミングを行った。このとき特定整備記録簿の記載義務があるのは( ⑦ )である。
1.A認証事業社 2.B認証事業社 3.AとB両方 4.自動車の所有者
- (P34)A認証事業社がフロントガラスを交換し、B認証事業社がエーミングを行った。このとき特定整備記録簿の記載義務があるのは( ⑦ )である。
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- (P31)衝突被害軽減制動制御装置のカメラを交換し、その後エーミング作業を行った場合、特定整備記録簿に記載する内容は( ⑧ )である。
1.(X)エーミング作業を実施した 2.(L)エーミング作業を実施した 3.(P)エーミング作業を実施した 4.(A)エーミング作業を実施した
- (P31)衝突被害軽減制動制御装置のカメラを交換し、その後エーミング作業を行った場合、特定整備記録簿に記載する内容は( ⑧ )である。
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- (P41)主にフロントグリルやバンパの裏側に装着されている、車両前方に波長が 1~10 ㎜という極めて短い電波を放射し、先行車両などからの反射波を受信し、その受信波の時間差、周波数変化により、先行車との距離・相対速度などの情報を得ている装置は( ⑨ )である。
1.単眼カメラ 2.複眼カメラ 3.ミリ波レーダー 4.赤外線レーザー
- (P41)主にフロントグリルやバンパの裏側に装着されている、車両前方に波長が 1~10 ㎜という極めて短い電波を放射し、先行車両などからの反射波を受信し、その受信波の時間差、周波数変化により、先行車との距離・相対速度などの情報を得ている装置は( ⑨ )である。
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- (P43)正しくエーミング作業を行うためには( A )等に基づき、車両毎に必要な( B )を用意し、正確な位置に設置する必要がある。A及びBに入る言葉は( ⑩ )である。
1.整備要領書/ターゲット 2.整備要領書/整備士 3.市販の書籍/ターゲット 4.整備士の経験/ターゲット
- (P43)正しくエーミング作業を行うためには( A )等に基づき、車両毎に必要な( B )を用意し、正確な位置に設置する必要がある。A及びBに入る言葉は( ⑩ )である。
※問題の順序、設問の文章、選択肢は記憶に頼っています。
特定整備の試問に合格するために
試問は30分で行われますが、その前に1時間程度の講習が行われます。この講習で「ほぼ答え」を言ってくれますので、しっかりと頭に叩き込んでください。
基本的な事ですが、名前や出席番号を記入し忘れたり、間違えた場合は「失格」となります。
マークの仕方にも注意してください。選択肢は四角い枠で囲まれていて、その中に丸付き数字が書いてあります。マークする場合は四角い枠ごと■のようにマークしましょう。
特定整備の試問の不合格だった場合
特定整備の試問は10問中8問正解なら合格となりますが、もし不合格となった場合は、改めて試問の申し込みをして頂き、再度受験となるそうです。
特定整備の試問に合格した場合
合格にせよ、不合格にせよ、自動車整備振興会から結果が通知されるそうです。その後の流れについては聞いてこなかったのですが、設備を整え、特定認証を受け、認証看板を設置し、営業開始という流れになるかと思います。
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