気づき

内面からにじみ出てくるもの

投稿日:2017年9月23日 更新日:

日立に勤めていた頃、職場にすんごいブサイクな女性がいたんです。

 

背が低くて、ちょっと太めで、顔の作りがちょっと残念で、黒系の地味な服装で、髪型もちょっと残念な感じの女性でした。でもね、不思議と嫌な感じじゃなくて、むしろちょっと好感を持ってたんです。

職場に電話が来ると、その女性が真っ先に取るんです。で、すごいのはここから。社員の内線番号を全部覚えていて、内線呼び出しをプッシュしながら「○○さ~ん」と名前を呼ぶんです。

で、顔を上げた瞬間に手元の内線電話が鳴るんです。もうビックリですよ。名前を呼ばれた瞬間に手元の電話が鳴るんですから。取り次ぐまでの時間が最小限でしたから、お客さんを待たせる時間も最小限でした。

それだけではなくて、書類を回覧する時にちょっと向きを揃えて読みやすくしておいてくれるとか、お土産のお菓子をきっちり分けてくれて、出張に出ている人の分は冷蔵庫に入れておいてくれるとか、とにかく周囲の人が気持ちよく過ごせるように気を配る達人。

日立と言っても色んな会社があって、同じフロアに色んな会社が入っていたんだけど、その女性は自分の会社だけではなく、どの会社の社員にも分け隔てなく気配りをしてくれてた。

私、その女性にちょっと惚れてたかも。外見だけ見たら惚れる要素はないんだけれど、内面からにじみ出てくる何かに間違いなく惹かれてた。もし息子の嫁さんを選ぶなら、間違いなくあんな感じの人を選ぶだろう。

自分の現状に不満を持っていて、その不満を他人や環境のせいにする人っているけれど、そういう人って姿形が整っていても、やはり「ブサイク」なんだよね。

人が惹かれるもの。それは「内面の輝き」なんだな。

 

-気づき
-, , , , ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

「取っておけ」が私を苦しめる

※これは2014年にFacebookに投稿した記事をリライトしたものです。父親の世代は団塊の世代。戦後のモノがない時代を経験したためか、今ある工具や設備は苦労して手に入れたものばかり。だから思い入れも …

no image

「結婚したい相手」より「結婚すべき相手」

これは2016年にFacebookに投稿した記事をリライトしたものです。 昨夜の稽古で気づいたこと。 これまでは、子供たちの笑顔が見たかったから「好きな子と組んでいいよ」と言ってた。でもそうすると、稽 …

夫婦喧嘩を論理的に分析する

仙台の鈴木@道場長です。 私は決して聖人君子ではなく、喜怒哀楽、様々な感情を持つ人間である。なので、他のご夫婦同様に、よく夫婦喧嘩というものを行っている。私達夫婦がよく喧嘩するパターンを定性・定量的に …

no image

セーラームーンガチャ

仙台の鈴木@道場長です。 ご存知の通り、私は合気道を20年以上修行しています。自分ではそうは思っていませんが、かなりガタイはいいようです。身長170センチなので決して大きい方ではないのですが「えっ、そ …

no image

覚悟とエネルギー

  「何かに逆らう」「何かに反発する」には、大きな覚悟とエネルギーが必要ですね。会社を退職する、組織を抜ける、親元を離れる、夫婦関係を解消する、色々あるとは思いますが、何かに逆らって自分を通 …

ブログ内検索