クルマ査定の研修を受けに、千葉県野田市まで行ってきました。
前泊し、当日午前9:30から座学スタート。
クルマ査定の手順が1枚の紙にまとめられ、それを説明する資料が配布され、その資料を基に講義が行われました。
講師は(株)ジャッジメントの剣持社長。
これまで何万台ものクルマを査定してきたのでしょう。「本当に分かっている人が分かりやすく講義するとこうなる」という「お手本」のような講義でした。
車体の構造が一目で分かるペーパークラフトを使い、実際に手に取り、自在に回転させて、その構造を学ぶことができます。
これまで「エンジン」「ミッション」「ブレーキ」など、クルマの機能的な部分は整備を通してよく知っていたのですが、構造的な部分はほとんど理解していなかったため、目からウロコの連続。
最初にどの先生から習うか、これって結構大切。クルマ査定を最初に剣持社長から習ったというのは、本当にラッキーだったかもしれません。
お昼を挟んで、12時から実技スタート。
(株)ロジコ様の展示場に展示されている中古車10台を実際に触らせてもらい、工場出荷時と異なる部位の見分け方を学びます。
鈑金塗装のプロが仕上げたクルマは一見すると工場出荷時そのままです。
それを遠目で見たり、近くで見たり、景色を反射させたりすると、ある「違和感」に気づくようになります。
その「違和感」がとても大切。
違和感を感じたら塗装された箇所の付近を指で触れてみる。塗料飛沫によるザラツキがないか、塗装面にユズ肌や気泡がないか、下地処理の跡が残っていないかなど、丹念にチェックしていくと、過去に行われた「交換」や「再塗装」が浮かび上がってきます。
「交換」や「再塗装」が行われたということは、何らかの「事故」があったということ。
その事故の状況を想像し、見えない部分に隠された「歪み」「修正」「交換」の跡を探して行き、「修復歴」のあるなしを判断する。これが査定のキモになります。
最初はなかなか「違和感」を感じず、他の受講生の「あった」「ここか」という声を聞いては焦っていた私でしたが、だんだん「違和感」を感じるようになり、修理跡を発見できるようになり、事故の内容を想像できるようになりました。
本当に行って良かったと思いました。
今回の研修でクルマを見る目が変わりました。「査定する立場」で見る事ができるようになったのは大きいですね。
一知半解にせず、経験を積んで、査定技術をモノにしようと思います。
中古車買取オークションのカープライス(株)さま
自動車査定検査の情報発信(株)ジャッジメントさま
自動車物流総合ソリューションカンパニー(株)ロジコさま
この度は大変勉強になりました。
ありがとうございました。
クルマ査定。
ディーラーに下取りだと値段がつかない。
中古車屋さんだと買い叩かれる。
一括査定だと電話やメールの嵐。
こんな悩みはありませんか?
私のオススメは「オークション」です。
オークションと言ってもヤフオク!ではありません。
査定スタッフがクルマを拝見し、様々な角度から写真を撮影し、様々な観点から総合的に評価してくれます。
それらの写真や評価はサーバーにアップロードされ、400店以上の中古車販売店に一斉に公開されます。
そしてオークションのスタート。
これまで大切に乗ってきたクルマに、全国の中古車屋さんが値段を付けていきます。
その様子はリアルタイムで画面に表示されます。
入札の様子をリアルタイムで見るのは、とてもワクワクします。
今のところ対象のエリアは関東のみですが、今後全国展開していくようです。
東北エリアの方は、私がお力になれるかも知れません。
(有)鈴木ボデー工業所(022-258-0036)もしくは hirochen@aikiob.jp 宛に一度ご連絡ください。