※これは2020年にFacebookに投稿した記事をリライトしたものです。
事務作業をしていると、見覚えのない車が入庫してきた。運転していたのは小さいお子さんを乗せた主婦。
後ろに木が生えている事に気づかずに、バックでぶつけてしまったのだという。
聞けば他県から仙台に引っ越してきたばかりで、諸々落ち着かないこの時期に、車を凹ませてしまった。旦那にはとても言えない、上の子も迎えに行かないとならないし・・・そんな感じでオロオロオロオロ。
幸いキズはついていない。
裏から押せば何とかなるかも。
リアゲートを開け、内張りを外して、垂直に立てた角材を凹みの真裏にあてがう。リアゲートを閉める動作で凹みを裏側から押す。
ほどなくして「ベコッ」という音と共に、凹んだ部分が元に戻った。
完全に戻ったわけではないけれど、ダンナさんにはバレないレベル。
「えっ?」と絶句する主婦に「あの・・・おいくらでしょうか?」と尋ねられる。
「え?あぁ、直ってないので、お金は頂戴しません。」
「えっ?いいんですか?」
えぇ、いいんです。
だって来月車検でしょ(笑)