・・・つづき。
新しい神棚を設置するにあたり、方角にはちょっと悩んだ。
神棚は通常、北側の壁に設置して南向きにするか、西側の壁に設置して東向きにする。
事務所の構造上、北側の壁は全面ガラス張りなので設置は難しい。
西側の壁はトイレの真上であり、しかも神様に背を向けて仕事する事となる。
結局、塩釜神社に何度か電話して相談した結果、南側の壁に設置することとした。
「方角」よりも「神様を大事にすること」を重要視した結果である。
この決断の背中を押してくれたのは、岡山の兄弟子である。
「岩間の方向に拝礼するんだ」
と言われ、ようやく納得できた。
岩間は合気道の聖地である。
いよいよ次は、御神入れ(ごしんいれ)である・・・つづく。