合気道

心の声

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仙台の鈴木@道場長です。

宗教団体を見ていていつも不思議に思うんだけど「お布施」という形でお金を払っているのは「信者」の方だよね?という事は「信者」は「お客さん」な訳です。会社の社長だったらお金を払ってくれるお客さんには自然に頭が下がるけど、宗教団体だと逆になるんです。お客さんがお金を払って社長に頭を下げてる。社長はふんぞり返って偉そうにお客さんに説教。これってホントにホントに不思議でしょ?

わかるよ。素晴らしい教祖様なんだよね。素晴らしい教えなんだよね。救われたんだよね。それに心の拠り所って必要だよね。

でもよく考えて欲しいんだけど、教祖様ってそんなに偉いの?若い頃厳しい修行をして真理を見出した。そういう人って謙虚で、偉そうになんかしてないはずなんだけど。それに真理とやらを教えてもらうにしても、その対価って高すぎない?教祖様やその家族の生活を支えたり、立派な教会の維持費になったり、広告宣伝費に消えちゃってんじゃないの?お布施という「心のお金」「浄財」なのに「口座引き落とし」って何それ。予算が立てやすくなる、それだけでしょ(笑)

信者の人たちも「疑問」を持つことはあると思う。でもそれを兄弟子に相談したりすると「そんなことを思ってはいけない。あなたはまだ修行が足りない」なんて否定されたりするよね。でもその「疑問」は正しいよ。それが「心の声」なの。疑問を持つこと、それが洗脳を解いて脱退する第一歩なの。

外に出て外から自分の宗教団体を眺めてみるといい。

「ワーク」とか「儀式」とか、滑稽だぜ。な~にやってんだろって思うぜ。
まず世の中では見かけない用語ばっかり使って悦に入って、な~にやってんだろって思うぜ。
「そんなんだからアナタはダメなんです」なんて偉そうに説教とか、な~に言ってんだこのジジィが(笑)

一度外に出れば、自分がいかに狭い場所に囲い込まれて、吸い上げられていたかがよくわかるよ。教祖様が「疑問をもってはいけない」「他の宗教を見てはいけない」と言い、そこからはみ出す人を極端に嫌い、まるで見せしめのように大勢の前で説教するのは「疑問を持たれたら困る」からなんだよ。「疑問を持たれたら脱退されて生活に困る」「疑問を持たれたら脱退されてローンの支払いに困る」「疑問を持たれたら稼ぎが減る」からなんだよ。

それでも「自分は洗脳されてない」という人には何も言わない。どうぞ今後も教祖様に稼ぎを吸い上げられて下さい。教祖様がこしらえた「集金システム」の歯車の一つになって下さい。でも疑問を持ち、心の声に従って第一歩を踏み出した人の邪魔だけはせぬよう切に願います。

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