※この記事は1年前にFacebookに投稿したものを、リライトしたものです。
稽古には、
汗をかく稽古と、
恥をかく稽古がある。
汗をかく稽古は必要ではあるけれども、
それより大事なのは恥をかく稽古である。
稽古で自分の見識の誤りに気づいたり、
稽古で自分の技が通じなかったりして、恥をかく。
何年稽古しても、何段になっても、
この恥をかく経験が大事。
ただし恥をかき続けると萎縮し、
自己肯定感を下げてしまうので、
適度に開き直ること。
自分の誤りに気づいたら、素直に自分を変えること。
技や稽古方法に工夫を凝らすこと。
指導者側にあっては
「恥をかかせず気づきを促す」
という配慮をすること。