※この記事は、2年前にFacebookに投稿したものをリライトしたものです。
先日行われた仙台二華高等学校の卒業式。
本当に素晴らしい式でした。
式は厳粛な雰囲気のなか進行し、
多くの卒業生が目を潤ませていました。
式も終わろうという頃、
「卒業生全員、まわれ~右!」
女の子の元気な声が会場に響き渡りました。
式次第にはない、3年生によるサプライズです。
会場前列にいた卒業生は一斉に後ろを向き、ご父兄の皆さんと向き合うと、
「お父さん、お母さん、そして先生、今までありがとう!」
といちばん大きな声で感謝の言葉を聞かせてくれました。
普段面と向かってはなかなか言えない事も、
大勢の友達と一緒なら、照れずに大きな声で言えるんですね。
その後卒業生による合唱披露があり、大きな拍手のなか、
全員が手をつないで会場を後にしました。
多くの涙と、輝くような笑顔。
別れや巣立ちの悲しさだけではなく、
新天地に向けて旅立つ喜び、
そしてやり遂げたという達成感を感じました。
私は高校でも大学でも、卒業式で泣いたことはありませんでした。
正確に言うと、泣けなかったのだと思います。
全力で何かを達成したという事もなく、
悔いの残る卒業式だったと思います。
社会人になり、厳しいプロジェクトを無事終えて、
プロジェクトの解散会で、
私は初めて「泣く」という事を経験しました。
一生懸命やった。
何かを達成した。
やり遂げた。
そう言える人が、最後に「泣ける」のではないでしょうか。
一生懸命にやること。努力すること。
それを否定する風潮があるとするならば、ちょっと残念です。
悔いを残さず、最後卒業式で思いっきり泣ける、そうなるように、
残りの学生生活を真剣に過ごして欲しいと思います。
校長先生をはじめとして、担任の先生方、
3年生を担当された先生方、本当にご苦労さまでした。
本当に素晴らしい式でした。
斉藤由貴。
若いころ、大好きでした。
高校生の時は「青春という名のラーメン」を箱買いして、毎日食べてました(笑)
宗教がらみでひと騒動あったけど、大河ドラマや刑事もの、テレビCMで活躍している今の姿を見たら、なんか安心しますよね。
そんな斉藤由貴さんの歌う「卒業」が収録されています。もちろん「めぞん一刻」のテーマも入ってます。真剣に買おうと思っています。
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