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ダイソーの磁石シート|強力な磁力で自動車整備工場の消耗品を「見える化」

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ダイソーの磁石シート。シートというよりはバー、バーというよりはバンドかな。試しに買ってみたのですが、これはイイ!全国の整備士の皆さんにオススメです。

ダイソー磁石の種類

ダイソーで売っている磁石には色んな種類があって、便利なのがフック付きの磁石ですね。ホワイトボードに貼りつけて、車のキーを管理するのに使えます。磁石付きクリップも、車検証などの書類をまとめてホワイトボードに貼っておくのに使えますね。

今回オススメするのは『くっつくマグネットバンド』です。

ダイソー磁石の「くっつくマグネットバンド」

ダイソーの磁石コーナーに売っている「くっつくマグネットバンド」は↓こちら↓です。

こんな感じで、丸まった状態で売っています。ちなみにこの状態だとあまり磁力を感じません。他の磁石と比べると、くっついて離れないなんてことはありません。

伸ばしてみると↑こんな感じ↑です。丸まっているので、クセをとってから貼り付けてみると、結構強力。ピンポイントの磁力というよりは、面の磁力で強さを出している感じです。

長さは約45センチです。商品によって個体差があるので、手作業で切っているのかもしれません。

ジャンボ缶も余裕でくっつく

ダイソーの磁石「くっつくマグネットバンド」は結構強力です。例えば↓こんな感じ↓です。

ブレーキパーツクリーナーのジャンボ缶(未使用)が余裕でくっつきます。自動車整備士ならこの絵を見た瞬間、リフトの柱にジャンボをくっつけること考えましたよね。えぇ、やってみたら余裕でくっつきました(笑)

ただし横はダメ。縦オンリーです。

ちなみに、ドラム缶にジャンボをくっつける場合は、途中の突起が邪魔になるので、「くっつくマグネットバンド」を半分に切り、二段に重ねて使うと、突起を回避できます。

オイルエレメントも余裕でくっつく

ホンダ車でよく使われるオイルエレメント(マイクロT62)と、ダイハツ・スズキでよく使われるオイルエレメント(マイクロT501)も余裕でくっつきました。

これならドラム缶にオイルエレメントをくっつけておいて、在庫の「見える化」もできそうですね。

ちなみに、箱に入ったままだとくっつきませんでした。箱からは出さないとダメなのが玉にキズですね。

2トン車のオイルエレメントはギリOK

「ヒノノニトン」で有名な日野の2トン車(日野デュトロ)で使うオイルエレメント(マイクロT1645)は結構大きくて重いのですが、ギリOKでした。何らかの外力(地震とか)が働くと落ちるかもしれませんので、ドラム缶の低い位置にくっつけるのがオススメですね。

もちろん箱から出さないとくっつきません。

工具の管理にも

工具の見える化のために、木の板にくぎを打ち込んで、そこに工具を吊り下げて、輪郭をマジックでなぞるという方法があります。この方法はとてもいいのですが、工具が増えたり、工具を処分するなどした場合、レイアウトを変えるのが大変ですね。

鉄の板やホワイトボードを工場の壁に据え付けて、この「くっつくマグネットバンド」を上手に使えば、工具のレイアウトを変えるのも楽ではないでしょうか?

磁石についた鉄粉、砂鉄を除去

このマグネットバンドに限らず、磁石を床に落としたりすると、鉄粉や砂鉄がくっついて取れなくなり、どうしようもなくなります。

大きいものはエアーで吹き飛ばせばよいと思いますが、細かいのは取り切れないでしょう。

私は「ガム」を使います。噛んだガムを水で洗い、磁石にくっついた鉄粉に押し付けるようにすると、鉄粉がガムに移ります。その後磁石を丁寧に洗えば、鉄粉も取れるし、磁石もきれいになります。

気になる人は粘土を使うといいかもしれません。

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