※これは2015年にFacebookに投稿した記事をリライトしたものです。
東口の飲み屋さんにて。
そのお店のトイレは小用は2つ、個室が1つ。お店の規模の割には便器が少ないため、いつも誰かが使っているという状態。
トイレまで長い廊下を通るのだが、私の後ろに年長者が歩いてくるのが見えた。
トイレは小用2つがふさがっていて、個室が空いていた。
私はまだ余裕があったので、年長者を待たせるのも悪いと思い、年長者に「お先にどうぞ」と譲った。
年長者は小用が2つとも塞がっているのは見たようだが、個室が空いているのを見なかったらしく、首を横に振った。
私は「個室が空いてますよ」と促すと、再び首を横に振って「I am Chinese.」と答えた。
ここにきてようやく状況を理解した。相手は日本人ではなく、中国人だったのだ。日本語では通じないのも無理はない。
そこで英語に切り替えて、「Private room is empty.」と言うと、ようやく頷いて個室に入っていった。
よくとっさに英語が出たな~と思う。シラフだったら言えなかったかも。