仙台の鈴木@道場長です。
「安かろう悪かろう」は本当だと思います。昔、吉野家の牛丼は並一杯400円台でした。それが競争の激化で値下げを繰り返し、今は100円以上下がりました。アルバイトの1時間の時給を稼ぐために10杯売らなければならないとすると、単純計算で今は13杯売らなければなりません。牛丼各社はおそらく、下請けに対して厳しい要求を出したり、社員に対する待遇の低下があるでしょう。下請けイジメや家庭内でのゴタゴタ、学校でのイジメはこのような社会情勢を反映したものです。消費者が「安さ」求め、それに企業が応えた結果がこれなんですね。
激安のお店や、食べ放題を前面に打ち出したお店が台頭するようになってきました。激安や食べ放題が世の中のニーズで、企業がそれに応えた結果かも知れませんが、私はそういうのが大嫌いです。お店の駐車場や客層を見ればよく分かります。駐車場には極端なシャコタンや青色LEDをあしらった車が並んでいます。店内では子供が周囲の迷惑を顧みず奇声をあげて走り回り、それを注意もしないで飲み食いに夢中になっている親がいます。激安や食べ放題のお店には、そういう人達が集いやすいのです。そこにわざわざ私が行く???あり得ないですね。
それが世の中のニーズだとしても、激安や食べ放題に私が足を運ぶ事は今後ありません。そんなお店で気持ちよく食事したり、買い物したりなんてできませんから。
「本物」ってこうやって失われていくんでしょうね。
安かろうは悪かろう、食べ放題はダメホーダイです。