※これは1年前にFacebookに投稿した記事をリライトしたものです。
プロの仕事ってすごい。そう感じた2つめ。
もう1年半ほど髪を切っていない。
輪ゴムで束ねているのだが、元来のくせっ毛の上、何の手入れもせずにいたため、流石に鬱陶しくなってきた。
「束ねた時にちょうどいいように切って欲しい」
美容師見習いの姪っ子にそう頼んだ。
工場の軒下で、姪っ子に髪を切ってもらう。
髪をクリップで止め、束ねた状態にして、毛先を湿らせつつカットしていく。
床屋さんのような、ハサミの音は聞こえない。
髪を軽く引っ張られるといつの間にか切られている。
その繰り返し。
その間「切られた」感覚は全然しなかった。
10数分で終わり、輪ゴムで髪を束ねてみる。毛先が整っていて「ボタッ」という感じがしない。
束ねた部分を握ってから離すとパラパラと首筋に当たる感じが心地良い。
終わってみると、頭全体が軽くなった感じ。
不思議と気分まで軽くなる。
なるほど、女性が美容室に行く気持ちがよく分かった。
それにしても、プロの仕事ってすげーっと思った。