自動車整備士

自動車整備士試験のバルブタイミング問題

投稿日:2014年9月24日 更新日:

仙台の自動車整備士鈴木@道場長です。

自動車整備工場に勤務する方は、その多くが「自動車整備士」の国家試験を受験されていると思います。最近では自動車学校に自動車整備士養成の専門学校が併設されたり、自動車整備科を持つ大学があったりと、会場に行くと若い受験者の方が多数見受けられます。

私は自動車整備振興会が主催する講習会を受講して、筆記試験だけ受けて合格したのですが、この筆記試験に必ず出題されるのが「バルブタイミング問題」なんですね。

4サイクルエンジンは圧縮→燃焼→排気→吸気の4つのサイクルを繰り返しています。吸気は吸気バルブを開けてガソリンと空気の混合気を吸い込み、圧縮で一気に体積を縮めて点火し、燃焼でピストンを力強く押し下げて回転運動に変換し、排気バルブを開けて燃焼済のガスを追い出します。

ピストンが上下するシリンダの数は主に3本、4本、6本、8本が主流です。問題としては、第1シリンダが圧縮上死点にあるときに、クランクを540°回したら排気上死点にあるのはどのシリンダか?のような問われ方をします。

このバルブタイミング問題、結構難しいんです。円グラフを描く、四角形や六角形を描くなど、色んな解法があると思いますが、私は「表を使って整理する」という方法で解いています。この方法は問題で問われているシリンダの状態だけではなく、他のシリンダが今どういう状態にあるかがひと目で分かるので、実務でも役に立つんです。

私はこれを「情報商材」として売り出すことにしました。基本的に紙媒体での提供となります。気になるお値段ですが「缶ビール6本分」のお値段にしようと考えています。まだ作成途中ですが、30ページを超えるボリュームになりそうです(過去問に多くのページを割いているためです)。

自動車整備士を目指す皆様からのお申し込みをお待ちしております。

お申し込みは → コチラ

 aaa

-自動車整備士

執筆者:

関連記事

no image

車検場の人間模様 1コース

  東北運輸局宮城運輸支局。いわゆる「車検場」である。 鈴木ボデーのような「認証工場」は、車検整備を終えたクルマの最終審査をここで受けて、審査に合格することで新しい車検証と検査標章(ステッカ …

ブログ内検索