気づき

洗脳を解くには その2

投稿日:2017年7月17日 更新日:

※これは2016年にFacebookに投稿した記事をリライトしたものです。

その1からのつづき。

「洗脳」されてしまった人を救い出すにはどうすればいい?

宗教やマルチにハマって抜け出せないのは、そこに「居場所」があるから。

さらに、「敵」を作りこれと戦うことで、組織の結束は強まる。宗教やマルチは「説得して脱退させようとする人」を「敵」とみなす。だから説得や分断はかえって問題をこじらせる。

ではどうすればいい?

「当人に疑問を抱かせ、『気づき』を促す」

これしかない。

「家族と距離をおきなさいって言われたみたいだけど、目の前にいる家族を幸せにできない人が、よその人や世界を救えるかしら?」とか「平和のためには実力行使も辞さないって、矛盾してない?」「それって『健康のためなら死ねる!』って言ってるよね?」のように、「疑問」の種を蒔く。

その種は、組織に矛盾を感じた時に「芽」を出し、育ち始める。

それまで楽しく取り組んでいた活動が徐々に色あせ、尊敬していた人の裏側が目につくようになり、ついには「これって家族を悲しませてまでやること?」と『気づく』。

そこまで行ければ洗脳が解け、やがて脱退に至る。

ポイントは「とにかく焦らない」こと。強引な説得は逆効果。

決して焦らずに「種を蒔く」に徹すること。それは結構難しいのですが、それしかないのです。

—– 引用開始 —–

彼ら左翼が行うデタラメに対し社会に実害を与えるのに憤慨し、真っ向から対峙しようと意気込むパターンがあります。不正を許せない気持ちの発露です。しかし、やっかいな事に左翼はこれにひるむどころか逆にファイトを燃やすのです。障害の発生は、むしろ彼らの喜びであり生きがいの充実感をもたらします。
これはもう宗教活動と見なければいけません。困難に会うと、自らの信仰を試されていると思うのです。あるいは思わされているのです。
つまり彼らを正そう、考え直してもらおうと真面目に取り組むのは、方法論として既に誤りという事なのです。(中略)
彼らの進むべき道、辿るべきコースは自壊です。パラノイアのゆがみは、正そうとして正せるものではありません。自壊に誘導してあげるべきです。
一番の近道、有効打は自己矛盾というお薬を処方してあげる事ですと私は識者に教わりました。

日本を守る沖縄の戦い 日本のジャンヌダルクかく語りき(我那覇真子 著)より

—– 引用終了 —–

『日本を守る沖縄の戦い』は↓こちら↓

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