※これは2014年にFacebookに投稿した記事をリライトしたものです。
飛込みのお客さん
日が傾いてきて、何とな~く店じまいの雰囲気が漂い始めた頃、一台の軽ワゴン車が入庫してきた。
お客さんの顔に見覚えはない。ウチには珍しい「飛び込み」のお客さん。
聞けば軽自動車検査協会に行き、車検を受検しに行ったのだが、不合格で再検を食らったとのこと。ABSセンサーのケーブルを固定するタイラップが劣化して取れ、ケーブルがプラプラしていたのが不合格の原因らしい。
それならカンタン、タイラップを新しく取り付けてやればいい・・・んだけど、この時点で時刻は15:40!
再検の受付は16時まで!超ヤベーじゃん!大急ぎでジャッキアップしてタイラップを取り付け「とにかく早く行け!」送り出した。
仙台でユーザー車検?
そして30分後。
「お陰様で無事合格しました~」と先ほどのお客さんが笑顔で来社。タイラップ一本で10円程度なのに「それでは申し訳ないので」と500円をお支払頂いた。
その後の発言がなかなかの衝撃。
「あの~、今から車検ってできますか?」
ん?今車検に合格したばかりでそんなこと言う?もしかして「前車検、後整備」って奴で、これから車検整備をしてくれという事か?そもそも16時を過ぎて、今から車検整備をやってくれというのもおかしな話。1時間程度で終わるとでも思ってる???
仙台でユーザー車検する人も、整備をしてから車検に行きましょう
こんな感じでどうも話が噛み合わない。よくよく事情を聞いてみると「今回はユーザー車検」「整備士でも何でもなく全くの素人」「これから気仙沼まで帰る」との事。
な~るほどね。気仙沼から仙台まで車検を受けに来て、再検食らって、また明日気仙沼から仙台往復なんてことになったら困るよね。よくよく困って、時間ギリギリになって飛び込んで来たんだろうけど、
それと
そういう事例でした(笑)
仙台で車検を受けるなら鈴木ボデー
仙台で車検を受けるなら、(有)鈴木ボデー工業所にご相談ください。日立でSEを11年半、仙台で整備士を12年経験した私が、技術と設備と経験を武器に、車検整備を行います。
新しいクルマは時間をかけずに、そうでないクルマや走行距離が多いクルマに関しては、長く乗るならしっかりした整備を、代替えを予定しているなら車検が通るレベルで整備を行い、今後2年乗るために必要なアドバイスを致します。
ユーザー車検もいいのですが、ユーザーがやってはいけない作業もあるのです。タイヤを外すことはできても、その先にあるブレーキ回りの部品を外すことは、認証工場以外では許されていません。
例えばブレーキパッドを交換するにしても、自動車整備士は「ピストンの戻り具合」や「スライドピンの動き」、「ディスクローターの錆や編摩耗」など、ブレーキ回りの色々な所を点検しながら作業しています。
「壊れてから直す」のではなく「壊れる前に直す」のです。一年に何100台ものクルマを見ている自動車整備士だからこそできる「気配り」があるのです。
仙台で車検を受けるなら、鈴木ボデー工業所にご用命ください。