※これは2016年にFacebookに投稿した記事をリライトしたものです。
車検を終えたクルマ。
車検の時は何ともなかったナンバー灯が、工場に戻って納車の準備をしていると、点いたり消えたり。
リアゲートを開けると点灯し、閉めると消灯する。
接触不良か、断線か?
だがこの症状、私には経験があった。それが「アース不良」である。
アースとは要するに、電気のマイナス側の事。クルマは鉄やアルミで構成されているので、それら金属の部分を全てマイナスとして扱うのだ。
ナンバー灯へのプラスの線は、バッテリーやスイッチを経由し、リアゲートのナンバーの上にある、ナンバー灯球を差し込むソケットまで来ている。
マイナスの線はソケットから延びて、リアゲートの金属部分に鉄板ビス等で固定されている(いわゆる「ボディアース」)
リアゲートは蝶番(ちょうつがい)の部分で、機械的・電気的にボディとつながっている。
・・・はずなのだが、錆等で電気的な接触がなく、電気回路が成立しない場合に消灯となる。
対策は難しくない。
リアゲートとボディを電気的に接触させる。それだけである。
本来ならちゃんとした対処をしたかったのだが、様々な事情があり↓このような対処↓とした。