※これは2014年にFacebookに投稿した記事をリライトしたものです。
実家のLANケーブルが切れたらしい。
うん、LANケーブルってなかなか切れないんですけど、切れたんですね。強い引っ張りにより塑性域変形が進行し、ブチッと切れた。そんな感じでした。かなりの張力がかかったという事ですね。聞けば毎朝お袋が窓を開けるときに、ケーブルを踏みながら背伸びして窓を開けていたのだとか。
もうね、アホかと。バカかと。
うちのLAN構成ですが、工場の事務所にルータがあって、そこから有線で実家までLANを引いています。で、事務所から引っ張ってきたLANケーブルの先にハブがあって、ハブにパソコンや無線LANのハブがつながってる、と。
切れたのは実家のハブの手前。なのでこのままでは実家は誰もネットに接続できない。
で、修理ですよ。
破断した断面を丁寧にカットして、LANのコネクタを取り付けます。LANケーブルの中には8本の線があって、2本ひと組でツイストされています。それをほどいて白橙、橙、白緑、青、白青、緑、白茶、茶の順番できっちり揃え、凸←こんな形のコネクタに差し込んで、専用の工具でかしめます。
破断したもう一方の端にも同様の工事を行います。そのままではオス、オス同士なので、その間をメス・メスのコネクタで接続します。
ハブに接続して電気的につながっている事を確認。
パソコンからネットに接続できる事も確認。
一応再発防止策を施して、ミッションコンプリートですね。
通信障害って、意外とこのような物理的な故障が多いんです。なのでこういう泥臭い仕事も、ネットワークスペシャリストの大事な仕事なんですね。
では~